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誤嚥性肺炎、腎盂腎炎、食欲低下、心不全、腎不全、脱水症など、加齢に伴う精神身体機能の低下を原因とした疾患を中心に診療しています。
高齢患者さんでは、疾患の症状や所見が非典型的であることが多く、発見が遅れがちです。身体・精神・社会的機能に大きな個人差があるため、これらの要素を個別的に評価する必要があります。薬物の有害事象が起こりやすいのが高齢者の特徴です。治療の際には、薬物の副作用に注意しながら、低栄養、嚥下障害、転倒、廃用症候群、せん妄などの老年期症候群の併発を最小限にするよう心がけています。
高齢者の慢性疾患のほとんどが根本的な治癒を期待できません。従って、リハビリテーションや環境整備、介護サービスの見直しにより、生活機能の保持を目指しています。退院後の生活を見据えて、生活の場に即した医療の提供、かかりつけ医との連携や、訪問看護の導入も進めています。人生の終末期を迎えつつあると思われる患者さんには、患者さんとご家族の価値観や希望を尊重しながら、療養方針をたてていきます。介護者の負担軽減も考慮しています。
上記の診療は、主治医の内科医師、他科の医師、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、ソーシャルワーカーなど、多職種によるチーム医療で成り立っています。患者さんとご家族も、このチームの一員として参加していただいています。
腫瘍内科とは、日本ではまだなじみのない診療科ですが、がんという病気に対して、薬物療法(抗がん剤治療など)を中心に内科的に関わっていく専門診療科です。これまで、がんの治療は外科で手術治療を中心に、薬物療法も行われる場合が多かったのですが、薬物療法の発展・複雑化、患者さんのニーズの多様化に伴い、より専門的な対応が必要となっています。そこで、腫瘍内科医が薬物療法および内科的な全身管理のスペシャリストとして、診療していくこととなりました。
当院ではすでに各々の診療科で専門性をもった医師が中心となって薬物療法を行っており、その体制を維持していきます。そのため、当科では消化器がんや希少がんの薬物療法を中心に診療していく予定となっています。
がん患者さんは同じがんであっても、お若い方からお年寄りまで、心臓病を抱えたり、足腰が弱かったりと一人ひとり異なります。また、がん治療は日々進歩しており、わずか半年程度で大きく変わる事もあります。当科では、内科医として患者さん一人ひとりの状態を把握し、科学的な証拠に基づいた最も良い治療を、患者さんに合わせて選択します。また、薬物療法を行うだけでなく、他の専門家とも連携をとりながら、副作用管理、症状緩和、精神面のサポートを行ったり、家庭での生活や経済的な相談などを通して、総合的に患者さんとかかわっていきます。そして、患者さんの生活の質を最大限に大切にするよう心がけながら、患者さんと共にがんと闘っていきたいと考えています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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初診 | 午前 | - | 川原 | - | - | 四方 |
午後 | - | - | - | - | - | |
再診 | 午前 | 川原 | 四方 | 川原 | - | |
午後 | 四方 | - | - | 四方 | 川原 | |
午後 | - | |||||
禁煙外来 | 午前 | - | ||||
午後 | - | - | - | - | 上岸 (第1~4) |
川原 順子(かわはら じゅんこ) |
総合内科部長/糖尿病・内分泌・栄養内科部長 |
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専門領域 | 糖尿病、内分泌代謝 |
資格・学会 | 日本内科学会(認定医、総合内科専門医、指導医) 日本糖尿病学会(専門医、指導医) 日本内分泌学会(専門医、指導医) 日本甲状腺学会会員 日本女性医学学会会員 日本禁煙学会会員 日本病院総合診療医学会(認定医) 日本母性内科学会会員 |
四方 雅隆(しかた まさたか) |
嘱託医師(常勤) |
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専門領域 | |
資格・学会 |